gente編集部は「障害」「障害者」という表記を使用しています。

詳細は下部「表記について」をご覧ください。

【最新号:gente vol.023「やり方を知れば、できることはたくさんある」】

今回取材を受けてくださった渡辺麻姫さんは、ロービジョンの当事者として動画配信を行なっているYouTuberです。「私にとって当たり前のことでも、皆さんにとってはそうじゃないのって面白いじゃないです。せっかく視覚障害があるのだから、それでできることがあるのならやってみたいですよね」と渡辺さん。見えづらくても楽しいことはできるし、こういうやり方もあると発信したい。当事者以外にも興味を持って欲しい、と語る渡辺さんにお話を伺いました。

さらに渡辺さんがお勤めされている株式会社JCBにも取材ご協力をいただき、渡辺さんが職場で感じている「過不足のない合理的配慮」とはどんなものか、一緒に働いている方々に伺ってきました。

gente vol.023は好評配架中。ぜひお近くの配架先でお手に取るか、お取り寄せにてご覧ください。

また、発行と同時に「gente」がご自宅に届く定期便もございます。こちらもぜひご利用ください。
(※ただいまのお申し込みは、次号からのお届けとなります。最新号はお取り寄せにてお願いします)

https://gentepaper-wft.stores.jp/

 

「note」で本誌未掲載インタビューを無償公開!こちらもぜひご覧ください。

https://note.com/gentepaper_id


「自分とは違う人」の姿から、多様性の気づきを得る。genteの取材記事から考える「D&I勉強会」を実施しました。

「gente」がこれまでに蓄積してきた取材情報は、いくつかの号を関連づけて別の角度から読み解いていくと、障害についての知識にとどまらないさまざまな気づきや学びが見えてきます。それをパッケージにしたものが【genteに学ぶ企業・組織向け勉強会】です。
 
その勉強会のひとつ「D&I勉強会」は、これまでに取材してきた「自分とは違う人(障害者)」の姿をケーススタディとして、多様性について気づきを得るのに役立つ勉強会です。さまざまに活動する障害者の姿から、自らの環境における人材活用について考えるきっかけとなる内容です。
先日、以前より「gente」を定期購読してくださっているエクスポート・ジャパン株式会社様にて「D&I勉強会」を実施いたしました。皆様から高く評価をいただいた実施の様子と、受講者アンケートの内容をご紹介します。当日の詳しい様子は画像をクリックして続きをご覧ください。
※なお本来は対面実施が基本の勉強会ですが、今回は実施先様のご都合により特別にオンライン実施いたしました。

高い満足度とさまざまな気づき。genteの取材記事から考える勉強会、「障害者雇用に学ぶチームビルディング」を実施しました。

「gente」がこれまでに蓄積してきた取材情報は、いくつかの号を関連づけて別の角度から読み解いていくと、障害についての知識にとどまらない、さまざまな気づきや学びが見えてきます。それをまとめてパッケージにしたものが【gente に学ぶ企業・組織向け勉強会】です。
その勉強会のひとつ「障害者雇用に学ぶチームビルディング」は、これまでに取材してきた障害者雇用の成功事例をケーススタディとして、既存の業務や人材活用について現在の職場を省み、職場環境や生産効率の改善について考えるきっかけをつくるのに役立つ勉強会です。もちろん障害者雇用の成功事例から、障害や障害者雇用についての認識をアップデートするのにも効率の良い学びが得られる内容となっています。
以前より「gente」を定期購読してくださっているエクスポート・ジャパン株式会社様にて「障害者雇用に学ぶチームビルディング勉強会」を実施いたしました。受講いただいた皆様から高く評価をいただいた実施の様子と、受講者アンケートの内容をご紹介します。当日の詳しい様子は画像をクリックして続きをご覧ください。

読者さんも大満足。笑顔の絶えなかった「gente Library Dialogue vol.0」 開催報告

9月12日に開催したオンラインイベント「gente Library Dialogue Vol.0」。過去に取材を受けていただいた方々をゲストに迎え、読者の皆様とゲスト、編集部が気軽にお話しできるイベントでした。

初開催にあたっては不安もありましたが、終わってみれば参加した読者さんもゲストのお二人、編集部自身も楽しんでしまったこのイベント、終始和やかな雰囲気の中、笑顔の絶えないものになりました…(続きは画像をクリック)


95%の受講者から高評価。企業向け勉強会トライアル開催報告

これまで5年以上にわたって発行してきた「gente」。いくつかの号を関連づけて読み解いていくと、そこには障害についての気づきや学びにとどまらない、さまざまな気づきや学びが見えてきます。そこでこれまで積み重ねてきた「gente」独自の情報に新たな価値を見出そうと始めたのが、「gente」の記事を使った企業・団体向け勉強会コンテンツの開発です。

その企業・団体向け勉強会コンテンツのお披露目を「勉強会リハーサル」としてオンライン開催。さらにそこでの改善点をふまえ、外部コミュニティにてコンテンツのダイジェスト版を初披露しました。いずれもとても高い評価をいただくことができ、今後の販売に向け手応えを感じるテスト、リハーサルとなりました。ここではその開催報告をお届けします。(続きは画像をクリック)


「gente」の購読が変わりました。

フリーペーパー「gente」が発行ごとに郵送で届く、3ヶ月ごとのサブスク【gente定期便】がスタートしました
「近くに配架先がない」「取りに行く時間が作れない」「行ったらもうなかった」…という人にぴったりな、発行直後にお手元に届く定期便。定期便のご利用は「gente」発行支援にもなりますので、ぜひご活用ください。ただいまお申込みいただきますと、3月発行「gente vol.019」からお届けスタートとなります。
【gente定期便:¥300/号(本体¥160+送料¥140)】
お申し込みは画像のリンクまたはHP内のバナーから。お持ちしております!

ウェルフェアトレードオンラインモール「manoY(まのい)」OPEN

gente編集部はウェルフェアトレードオンラインモール「manoY」をOPENしました。

「その仕事を、見て、知って、買える」オンラインモールとして、ものづくりの様子やその中にある配慮や関わる人の姿を見ていただくため現場を取材し、商品とともに多くのものづくりの工程がわかる画像や動画を掲載しています。


障害のある人のものづくりは、その特性を活かした作業や働きやすさに配慮した環境作り、工程管理などによって品質の良い製品が数多く生産されています。一方で障害ある人の働きぶりや、それを支える人たちの細やかな配慮、障害ある人が無理なく働くための後押しといった取り組みは、ほとんど知られていません。

ウェルフェアトレードオンラインモール「manoY(まのい)」では、障害のある人のものづくりに関わる人の姿を動画や画像を交えて伝え、「ものができるまでのストーリー」を価値として提示します。

※「manoY」では福祉事業所に通いものづくりをする障害ある人(利用者さん)を「作り手さん、働き手さん」と呼び、それを支える職員の皆さんを「支え手さん」としてそれぞれの役割を購買者に発信し、その取組を価値として販売を展開します。

【淑徳大学にてgente編集部特別授業を行いました】

2022年度より「gente」を教材活用していただいている淑徳大学総合福祉学部。こちらで特別支援教員を志し学んでいる多くの学生の皆さんを前に、gente編集部による特別授業をさせていただきました。
「病弱教育」の1コマを特別授業に割いてくださった松浦教授は、「教員には幅広い視野が必要。障害理解の啓発をフリーペーパーを通して行っている編集者として、メッセージを伝えて欲ください」との考えで特別授業のご依頼をくださったのですが、授業に先立ってなんと50名以上の学生の皆さんから、編集部への質問を集めてくださっていました。詳しい授業の様子は、画像から記事をご覧ください。

gente編集部では、これまで積み重ねてきた独自の取材情報をもとに、障害についての講演・講座を行っております。詳しくは編集部までお問い合わせください。


【gente編集部2022年度活動レポート】

2022年度、年4回「gente」発行のほかさまざまな活動を通して、編集部は「障害について知る機会」を作ってきました。今年度の活動振り返りをnoteに掲載していますのでぜひご覧ください。※この記事はどなたでもご覧いただけます。


表記について。

「障がい」という表記が使用されるようになったのは2006年頃からです。多くの自治体が障害者施策や法整備を検討する中で、表記に対しても検討がなされ「障がい」という表記を使用する事を定めた各自治体独自の対応が広まったものです。この「障がい」というという表記は一般的にも広まり、自然に使われるようになりました。「gente」も創刊以前よりこの表記を自然に使用していましたが、号を重ねるごとに、ひとつの矛盾に気づき…(続く)


人を通して障害を識るフリーペーパー、

それが「gente(ヘンテ)」です。

 

「障害」は社会にあります。

「障害者」は、それに直面しています。

 

あなたには「障害について識る」機会がありますか?

「障がい」という言葉を聞いて思い浮かぶのは、どんな事でしょうか。

「目が見えない」「立つ事が出来ない、困難で車いすを使用している」

「他の人と同じ方法で、物事をこなせない」

 

これは「障がい」なんでしょうか?

確かに身体や心、脳の機能によって何かが出来ない、困難だという人がいます。

ですが出来ない事それ自体が「障がい」なのではなく、その人たちのために

他に出来る方法を提示できない、社会のほうに「障害」はあるのです。

「目が見えない」「立つ事が出来ない、困難である」などといった事は

全て「機能の違い」であって、

それは決して「障がい」ではないとgente編集部は考えています。

 

では本当の障害とはどんなものなのか?

直面する人たちの立ち位置に立って、はじめて感じる事があります。

 

普段、気にも留めない段差。

商品棚から好きなものを見て選び、買い物をする事。

定められたマニュアル通りに、仕事をする事。

 

直面する人の立ち位置で感じる、社会にある障害。

それに気づき、考える。あらゆる人が共に暮らす、社会について。

 

「gente」は「人を通して障害を識る」フリーペーパーです。